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ずっと頭の片隅にあった本。 [その他]

こんばんは。
前回の記事にbu2さんからコメントを頂きました。
有難うございます、返信は頂いたコメントの後ろです^^

今回はいつもと趣向を変えて最近買った本のお話とどうでもいい私の思い出話の一端です。



book080913.jpg


「女子校育ち」のための恋愛講座 -どうして、男の人と話すと緊張しちゃうの?
すばる舎、2003年



図書館で「女子校育ち」という点に興味をもち手に取った本でした。
実は、何を隠そう(隠してもいません)私自身も高校3年間を女子高で過ごした身です。

この本、「今でも買うことが出来るのかな?」と思って探し回ってみたら絶版のようで
新品購入はどこも絶望的だな~と思っていたら、中古で運良く手に入れることが出来ました。


***


内容は女子校育ちの人に多い恋愛感についてとか、女子校という一種特別な空間で
どのように精神(性格)形成されていくか?・・・などなど。
すべてが自分に当てはまるわけでもないですし、女子校の人(私からすれば同級生)全てが
この本通りの女性性とか男性性を育んできたかっていうと勿論そうではありません。

そりゃあもう、体育の着替えはカーテンも閉めないのに脱ぎまくったりする人がいれば
清楚どころか恋愛関係をしょっちゅうこじらせていた同級生もいるにはいました(苦笑)


加えて本にしても映画にしても賛否両論色々あるわけですけど、結論から言えば私は

この本を手にとって良かった

と思いました。



女子校だから、共学だからと言い訳にもならないし、してはいけないと思いますが
やっぱり何かの流れがあって私も共学の中学校から女子高へと繋がっていったわけです。

それでもちろん異性は先生ぐらい、中学の同窓会といっても年に1回あるかないかで
本当に「異性って何それおいしいの?」状態で頭でも心の中でも「異性」とか「恋愛」とか
全てが小・中学校のままだったんです。
(この本の最初に「女子校出身者」は心の中も「男子禁制」という項目がありますが、
まさにそんな感じでした。)

だから同窓会も回を重ねるにつれ同性も異性も成長し、その姿を見て唖然とした訳です。

そして追い討ちをかけるように「私、告白するのもされるのも何度か経験あるんだ」という言葉を
周囲から聞き、聞かされて意気消沈でした(笑)・・・・自分は一体何をやっているんだろう、と。


***


そういった紆余曲折がある中でこの本とたまたま出会い、「女子校」というくくりでないにせよ
自分は周りに壁を作っていること、こと異性との関係に関してはそびえたつ絶壁が・・・・orz
「そうかもしれない」と頷き、ヘコみもしましたが反面今までのモヤモヤが晴れていくような気さえしました。

本当、不思議な本です。

通常の書店で見かけることはないかもしれませんが、古本屋で見かけたら手にとってみると
面白いのではないかなぁと思います。一項目が短いので読みやすいですし^^



上で長々述べたように散々な過去の私でしたが、それがあってこそ今は少しずつ
変わることが出来ている私もいます。
ちょっとしたキッカケ、ちょっとした出会いとか回り道全部大切なんだなぁと今は思えます。

ここまで読んでくださって有難うございました。
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